アリアン5ロケット 38回目の連続打ち上げ成功
アリアンスペース社(Arianespace)は協定世界時間8月4日20時59分(日本時間8月5日5時59分)、ナイルサット社の通信衛星「ナイルサット201(NILESAT 201)」と、アフリカ衛星通信機構(RASCOM)のラスコムスターQAF社の通信衛星「ラスコムQAF1R(RASCOM-QAF1R)」を載せたアリアンロケット(アリアン5ECA)を、南米フランス領ギアナのクールー基地から打ち上げた。打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約29分後に「ナイルサット201」、約33分後に「ラスコムQAF1R」をそれぞれ所定の静止トランスファ軌道に投入し、打ち上げが成功した。今回の打ち上げ成功を受け、同社のジャンイブ・ルガル(Jean-Yves Le Gall)CEOは「今回の打ち上げはアリアン5ロケットの38回目の連続打ち上げ成功で、我々は2010年に既に6基の大型通信衛星を打ち上げました。これは他のどの業者よりも多いです」と述べた。 「ナイルサット201」はタレス・アレニア・スペース社が製造した通信衛星で、重さ約3200kg。24本のKuバンド・トランスポンダと4本のKaバンド・トランスポンダを搭載し、アフリカや中東にテレビ放送やラジオ放送、インターネットサービスなどを提供する。一方、「ラスコムQAF1R」もタレス・アレニア・スペース社が製造した通信衛星で、重さ約3050kg。12本のCバンド・トランスポンダと8本のKuバンド・トランスポンダを搭載し、アフリカにテレビ放送、衛星電話、インターネットサービスなどを提供する。